The Poetical Critique
2010年9月8日水曜日
Pet Sounds / The Beach Boys (1966)
この「Pet Sounds」に関しては、The Beach Boysというバンド名が表しているのは、燦然と太陽が照りつける陽気な浜辺の模様ではなく、寂寥感が溢れる夕暮れのそれということになろう。
黄昏に感じるあのメロウな感情。決して心地よいとはいい難いが、それを繊細に奏でているのが、このアルバムが音楽史上の名盤とされている所以である。
実質的にブライアン・ウィルソンのソロ作品とも言われるが、むしろ「孤独」に作り上げたという表現の方が、この作品の持つ情緒に相応しいように思えてしまう。
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