The Poetical Critique
2010年9月29日水曜日
『海辺のカフカ』/ 村上春樹(2002)
最初に読んだ村上作品は『ノルウェイの森』だったが、そのときの感想は、悲壮な物語には敗北の雰囲気が漂っており、ペシミスティックな世界観には辟易という言葉しか当てはまらないというものだった。
それゆえ、彼の著作を忌避した一時期があったが、なるほど、確かに時代の風潮を鋭く捉え、多くの人の共感しうる普遍的世界観を構築していることは認めざるを得ない。
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