2011年12月10日土曜日
2011年12月9日金曜日
2011年12月3日土曜日
Utada Hikaru SINGLE COLLECTION VOL.2 / 宇多田ヒカル (2010)
キング・クリムゾンの宮殿 / King Crimson (1969)
2011年11月19日土曜日
2011年10月19日水曜日
『津軽』/ 太宰治
私にとって太宰治の魅力とは、一人の作家の作品のなかに、『走れメロス』のように人間愛と浪漫を描いたものと、『斜陽』のようにグロテスクなまでに 生々しく人間の〈生〉を描いたものの両方が存在していることにあった。そのアンビバレンスこそ、この世の人間が抱える苦悩と理想のジレンマを現しており、読者の胸を打ち、 強い共感を覚えさせてくれるのである。
だが、『津軽』は太宰の捉えた更なる地平をみせてくれた。故郷である「津軽」への旅路の果て、彼はそうしたジレンマを超克さえしうるカタルシスを得る。それは、自らの起源へと回帰すると同時に、到達点へと至る二つの体験であった。その到達点という意味において、太宰の最高傑作との呼び名に偽りはない。
だが、『津軽』は太宰の捉えた更なる地平をみせてくれた。故郷である「津軽」への旅路の果て、彼はそうしたジレンマを超克さえしうるカタルシスを得る。それは、自らの起源へと回帰すると同時に、到達点へと至る二つの体験であった。その到達点という意味において、太宰の最高傑作との呼び名に偽りはない。
2011年8月13日土曜日
ベートーヴェン 交響曲第3番「英雄」
2011年7月23日土曜日
『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2』(2011)
モーツァルト 「レクイエム ニ短調 K. 626」
2011年6月20日月曜日
2011年6月13日月曜日
2011年5月29日日曜日
the social network (2010,アメリカ)
2011年5月22日日曜日
2011年5月21日土曜日
2011年4月29日金曜日
2011年4月27日水曜日
2011年4月16日土曜日
ベートーヴェン 交響曲第9番「合唱」
2011年4月9日土曜日
VANISHING VISION / X (1988)
五感を切り裂くXの狂気!
YOSHIKIの世界観をTOSHIのヴォーカルが表現し、HIDE・TAIJIのアレンジが冴え、PATAの演奏力が支える。Xの到達点にして出発点であり、まさに5人の音楽性が一体となったダイヤモンドのような作品だ。
YOSHIKIはアルバムを制作するにあたり、自らレーベルを立ち上げ、プレスからプロモーションに至るまでの全ての作業を自分たちで行った。これぞ最強のインディーズバンドによる最強のインディーズアルバムである。
最近になって、「VANISHING VISION」とは、『「幻影が消えていく」イメージであり、当時は色物バンドと見られていたXの表面的なイメージが消えて核が見えてくる状況を表現したとYOSHIKIは語っている』(Wikipediaより)という事実を知った。
当時Xはバラエティ番組であることも厭わずメディアに露出し、過激な煽動をしていた。そんな彼らのやり方は、業界からは忌み嫌われるものであったが、結果として見事に功を奏し、Xのサウンドを世に広めさせた。後日「ヴィジュアル系の元祖」と称されることとなる彼らのスタイルは、本能的でありながらも、非常に戦略的な面をもっていたのである。
そして、すべての伏線を回収するかの如く、満を持してリリースしたアルバムのコンセプトを、自らのイメージを打ち砕く「VANISHING VISION」とするとは、何たる大業か。その卓抜さを改めて思えば、一種の戦慄すら覚える。
付言すれば、このCD盤には、
・EXC-001(通称「黒盤」)
・再発版EXC-001(通称「赤盤」)
・XXC-1001(通称「リマスター復刻盤」)
の3種類が存在するが、聴き比べてみても顕著な違いはない。
XXC-1001がリマスタリングされているというのは都市伝説ではないだろうか。
YOSHIKIの世界観をTOSHIのヴォーカルが表現し、HIDE・TAIJIのアレンジが冴え、PATAの演奏力が支える。Xの到達点にして出発点であり、まさに5人の音楽性が一体となったダイヤモンドのような作品だ。
YOSHIKIはアルバムを制作するにあたり、自らレーベルを立ち上げ、プレスからプロモーションに至るまでの全ての作業を自分たちで行った。これぞ最強のインディーズバンドによる最強のインディーズアルバムである。
最近になって、「VANISHING VISION」とは、『「幻影が消えていく」イメージであり、当時は色物バンドと見られていたXの表面的なイメージが消えて核が見えてくる状況を表現したとYOSHIKIは語っている』(Wikipediaより)という事実を知った。
当時Xはバラエティ番組であることも厭わずメディアに露出し、過激な煽動をしていた。そんな彼らのやり方は、業界からは忌み嫌われるものであったが、結果として見事に功を奏し、Xのサウンドを世に広めさせた。後日「ヴィジュアル系の元祖」と称されることとなる彼らのスタイルは、本能的でありながらも、非常に戦略的な面をもっていたのである。
そして、すべての伏線を回収するかの如く、満を持してリリースしたアルバムのコンセプトを、自らのイメージを打ち砕く「VANISHING VISION」とするとは、何たる大業か。その卓抜さを改めて思えば、一種の戦慄すら覚える。
付言すれば、このCD盤には、
・EXC-001(通称「黒盤」)
・再発版EXC-001(通称「赤盤」)
・XXC-1001(通称「リマスター復刻盤」)
の3種類が存在するが、聴き比べてみても顕著な違いはない。
XXC-1001がリマスタリングされているというのは都市伝説ではないだろうか。
SATORI / Flower Travellin' Band (1971)
2011年3月27日日曜日
へうげもの(12)
2011年3月20日日曜日
IMAGES AND WORDS / DREAM THEATER (1992)
LIVE AND DANGELOUS / THIN LIZZY (1978)
2011年2月26日土曜日
2011年2月2日水曜日
『JCVD』(ベルギー,2008)
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