The Poetical Critique
2011年12月10日土曜日
『白痴』(1951)
そしてみんな白痴になった。
2011年12月9日金曜日
『乱』(1985)
灼熱の天下に響く蝉の鳴声が、世の儚さを告げる。
2011年12月3日土曜日
Utada Hikaru SINGLE COLLECTION VOL.2 / 宇多田ヒカル (2010)
活動休止前の特番で披露された「Show Me Love (Not A Dream)」。宇多田ヒカルのラストシングルだという。
湖底へ沈んでいくような、沈鬱なピアノの旋律。
飾らない天真爛漫な振る舞いが彼女の魅力であったが、本曲で彼女があらわしているのは、直視するのが困難なほどの悩ましい姿である。
だが、偽るでも、逃避するでもなく、あくまでも彼女は自分自身と向き合う。「自分を認める courage」という歌詞が、そのことを強く感じさせる。
キング・クリムゾンの宮殿 / King Crimson (1969)
「21世紀のスキッツォイドマン」の妖しげで不可思議な轟音。 2曲目以降のシンプルな音と独特のテンポで奏でられるアンサンブル。ギター、ドラム、ベースに加え、メロトロンやフルートの音色が独創的な世界をつくりだす。
それまでのロックの常識を覆し、新たなページを開いた歴史的作品。その意味において、「プログレッシブ」の名がまさに相応しい。「『アビイ・ロード』をチャート1位から蹴落としたアルバム」との評判に偽りはない。
takk... / Sigur Ros (2005)
慈愛
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